全ての海水を抜いていくと地球の姿はどのように変化するのか
地球の表面積の70%をしめる海の水を少しずつ抜いて行ったらどうなのでしょうか。徐々に全く別の顔が現れてきます。
動画はこちらから。
Draining Earth’s oceans, revealing the two-thirds of Earth’s surface we don’t get to see – YouTube
この動画は惑星科学者ジェームス オドノヒュー(James O’Donoghue)氏が作成したものです。
1. 水深0m
現在の地球の姿
2. 水深100m
大陸や大きな島の近くには水深130mまでの浅い海「大陸棚」が広がっています。
3. 水深300m
水深200m以上が「深海」と呼ばれる海域。ほとんどが深海……
さらに中深層(200〜1000m)、漸深層(1000〜3000m)、深海層(3000〜6000m)、超深海層(6000m〜)などの区分もあります。
4. 水深1000m
太陽の光が届くのは水深1000mまで。なので水深1000mを越えると無光層と呼ばれています
5. 水深3000m
海の平均的な深さは3800m
6. 水深5000m
水深5000mまで解すを抜くと流石に海の面積は激減します
7. 水深10170m
そして、世界でもっとも深い場所はマリアナ海溝のチャレンジャー海淵(約10900m)。驚きなのはこの地球最深部にも生物は存在しています。
また深海の生物は浅瀬での生産に依存しているため生息しているのは消費者と分解者のみ。なので生きるためには浅瀬まで餌を取りに行くか深海に落ちてきた死体を食べるかの2通りです。
深海に沈んだクジラの死体を貪り食う深海の生物たちを捉えた動画がこちら。
海底に横たわるクジラの死体を貪り食う深海の生物たちの動画
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