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太陽系の惑星をずらっと並べて地軸の傾きと自転周期の違いを比較した動画がおもしろい


地球の自転周期は23時間56分4.098秒(86164.098秒)のため地球の1日はほぼ24時間、そして23.4度傾いているので季節が存在しているのですが、その他の太陽系の惑星と準惑星の1日の長さや季節はどうなっているのでしょうか?

この動画に登場しているのは10個の太陽系惑星・準惑星。地球を含めた太陽系の惑星・準惑星がどれくらい傾いて、どれくらいのスピードで自転しているのかがよくわかります。自転周期は10時間を1秒で再現されています。

上段:水星(Mercury)、金星(Venus)、地球(Earth)、火星(Mars)、ケレス(Ceres、準惑星)
下段:木製(Jupiter)、土星(Saturn)、天王星(Uranus)、海王星(Neptune)、冥王星(Pluto、準惑星)

Relative rotation rates and axial tilts of (the only) mapped planets and dwarf planets, at 10hours/sec [OC] from r/dataisbeautiful

地球レベルの地軸の傾きだと季節をもたらしてくれますが、天王星(公転周期:84年)レベルの傾きになると1年の半分の42年間が昼、残り半分の42年間が夜……とかなり極端なことになります。

またもっとも速い自転周期はケレスの約9時間、逆にもっとも遅いのは金星の約234日(地球時間)。太陽系内の星でも1日の長さは大きく違っているようです。

ちなみに太陽系の惑星が月と同じ位置に存在したらこんな感じの景色になる模様。まさに地球が吸い込まれそうな絶景です。
もし、太陽系惑星が月と同じ位置にあったらこう見える

ソース:Relative rotation rates and axial tilts of (the only) mapped planets and dwarf planets, at 10hours/sec [OC] : dataisbeautiful

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