こんなにも大量に……自分が出した1週間分のゴミと一緒に寝っ転がった写真シリーズ「7 Days of Garbage」
大量生産・大量消費が当たり前となっている世界一の経済大国アメリカのゴミ事情に危機感を抱いたカメラマンが撮影した写真シリーズ「7 Days of Garbage」です。普通に生活しているだけでは気付きにくい生ごみやプラスチック、包装紙、パッケージなど大量のゴミを目の当たりすると驚きと共に考えさせられるものがあります。
米国環境保護庁によるとアメリカ人は一日平均1.8kgのゴミを作り出していると報告されています。アメリカ全体のゴミの総量は1960年代に比べ倍増しており、さらには西ヨーロッパ諸国が排出するゴミの量より50%以上も多いことになります。
このことに危機感を感じたアメリカの写真家 Gregg Segal 氏は、社会・経済的なバックグラウンドが異なる友人、近所の人、知人が一週間の実生活で出たゴミと一緒に寝っ転がっている写真シリーズ「7 Days of Garbage」を撮影。何人かはあまりにも汚いなく臭いゴミを持ってくるのに抵抗があったため、一部中身を入れ替えているそうです。
1. Alfie, Kirsten, Miles, Elly
2. Marsha、Steven
3. Sam、Jane
4. Susan
5. Milt
6. Michael, Jason, Annie, Olivia
7. Lya, Whitney, Kathrin
8. Elias, Jessica, Azai, Ri-karlo.
9. John
10. Dana
11. Till、Nicholas
12. James
アメリカや日本などゴミ処理の技術がある国以外で発生する大量のゴミは、フィリピン最大のスラム街「スモーキー・マウンテン」で暮らす子どもたちやアフリカ・モザンビークの劣悪な環境のゴミ集積所を生活の場にしている人々の様な場所を作ってしまう現実があることも忘れてはいけないことではないでしょうか。
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