科学と技術

電動スポーツスター「テスラ・モデルS」でサイレントにヒルクライムレースをかっとばす車載動画


アメリカ・コロラド州で先日行われた標高差1439 mを駆け上がるレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にて、電動自動車「テスラ・モデルSプレイド」がエキシビジョン部門で1位を獲得しました。自動車レースにつきもののエンジン音がないのに、すごい勢いで風景が流れていく不思議な動画です。

優勝したのはUnplugged Performaceがチューニングしたテスラ・モデルSのハイパワーモデル「プレイド」。チューニングといってもパワートレインはストックのままで、足回りの強化と、レース用の安全装備の追加程度のごくごくライトなもの。

ドライバーはベテランのランディ・ポブスト。そうとう飛ばしているにも関わらずいわゆるエキゾーストノートは聞こえずモーターの回転音とタイヤノイズだけが響いてくる車内からの動画はまさに非日常。動画はこちらから。
Going Plaid! Randy Pobst’s Winning Run at PPIHC 2021 – YouTube

作った本人、テスラ社のイーロン・マスクは以前プレイドについて「乗り心地はまるで宇宙船のようだ」とツイートしたことがあります。確かに加速感も音も車というよりは宇宙船が飛んでいるかのよう。

いまのところ電動ビークルの一番の問題は電池と航続距離。パワーだけならもうオフロードレースを十分こなすことができるだけのものがあるだけに、今後どういう進化を見せてくれるのかが気になります。
電動オフロードバイクが道なき道をサイレントに爆走する不思議な動画 – DNA

関連記事

テスラ・モデルSでガソリンスタンドへやってきた女性、給油口が見当たらずプチパニック - DNA

自動運転中のテスラ・モデル3が台湾の路上で横転していたトラックに突っ込んでいく衝撃動画 - DNA

「狂気モード」を搭載した世界最速の電気自動車「テスラ モデルS P85D」のスタート加速は本当に狂っていた - DNA

テスラ・モデル3はこうやって作られている、工場のラインを撮影したタイムラプス動画 - DNA

高速道路を120km/hで走行中のテスラ、ドライバーは豪快に居眠り中 - DNA

テスラの自動運転、前を走る車が起こす衝突事故を予測し急ブレーキをかけて多重事故を回避 - DNA

自動運転中のテスラ・モデル3、高速道路を横断中のカモの親子の命を救う - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧