黎明期の映画をニューロネットワークの力で4k解像度60fps化したヌルヌル動く動画

初期の映画はカメラの能力が低いため、1秒あたりのフレーム数が少なく画像もどこか解像感が低いものでした。これはこれでレトロな雰囲気があるわけですが、ニューラルネットワークを使えば解像度一気に4K、秒間60フレームの動画に生まれ変わります。

元の動画はトーマス・エジソンと並んで、映画の発明者とされるリュミエール兄弟の1895年の作品、「ラ・シオタ駅への列車の到着」

これをアップスケールすると60fpsでヌルヌル動き解像感もパキパキな「コスプレした現代人による歴史映画のメイキング動画」のごとき雰囲気に生まれ変わります。後半に少しある比較動画も面白い。環境のある人はぜひ4K解像度でどうぞ。
[4k, 60 fps] Arrival of a Train at La Ciotat (The Lumière Brothers, 1896) – YouTube

あらためて元の動画はこちら。いかにも動画黎明期のフレーム数が少ない雰囲気です。これがここまで変化するのは大変驚きですね。
L’Arrivée d’un train à La Ciotat (Louis Lumière, 1896) – YouTube

こうした機械学習による自動化では他にも普通の動画からスーパースローモーション動画を作り出したり、白黒映画の着色化などの面白い成果があります。過去の名画がまったく違った魅力を見せてくれることがあるかもしれません。
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