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2000枚のネコの画像で学習、どんな絵でもネコっぽく仕上げてくれるプログラム「edges2cats」


最近のコンピューターは、絵を見せればそこに何が描いてあるのか判別できるくらいに進化しましたが、その基本の部分である「輪郭を見て何のどの部分なのかを考える」を取り出したユニークなプログラムが「edges2cats」。何を描いてもネコっぽくカラーリングしてくれます。

Webページにアクセスし「line」で適当に輪郭を描いたり「eraser」で修正てから「process」をクリックすると仕上げてくれます。リアルに描くほど精度は上がりますが、ほんとうに適当に描いてもこのようにネコっぽくしてくれます。
Image-to-Image Demo – Affine Layer

ちなみにネコ以外の何かを描いても「これはネコに違いない」と考えてネコのパーツを切り出してくれます。作者によれば「これが一番ひどい」とのこと。

パターンを学習させて特徴を見出していくというのは、色々な分野で注目されている技術。こちらは写真を使って「空はだいたい青色」「こういう明るさの建物はだいたい白とかベージュ」など色を覚えさせてから、モノクロ映画である「ローマの休日」の動画を着色したもの。昔は人間がフィルムに着色していましたが、それに負けない精度です。
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