ジルジャン社のシンバルが金属の塊から作り出されるところをじっくり追いかけた動画
トルコの元祖から数えると400年の歴史をもつジルジャン社のシンバル。錬金術師が作ったとも言われる金属板から出てくる音色と品質はまさに魔術的。そのシンバルがアメリカの職人たちによって生み出されるところを10分以上にわたってじっくり見られます。
材料となる金属の鋳物。ちなみにジルジャンの秘密のほとんどはこの金属の組成にあるそうで、その材料と比率はジルジャン全社でもトップとわずか4人の職人しか知らないトップシークレットだそうです。
これを赤くなるまで熱し、ローラーで伸ばし……を何回か繰り返す。
大きくなったらプレス機で中心のベル部分を押し出します。
手入れの悪いシンバルの色をした作りかけのシンバル
ハンマーで打痕をつけていきます
プレスしてテーパーの角度をきちんとつけたら、旋盤で表面を削りピカピカに。
ポリウレタンで表面をコーティング
タンポでジルジャンのロゴをスタンプ
レーザーでモデル名を刻印して完成
最後はこの人が実際に叩いて品質チェック。
なんとシンバルの品質チェックをやって約60年にもなるベテランなのだそう
チェックをくぐり抜けることができたら出荷です。
動画はこちらから。
How A Zildjian Cymbal Is Made – #MADEINZUSA – YouTube
アコースティック楽器は人の手で作られる必要がまだまだあるジャンル。トランペットもまた、膨大な工程を経て作られています。
トランペットが真鍮の板から作られるところを詳しく紹介する動画 – DNA
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