鼻の穴からウナギが垂れているアザラシが見つかる
ニョロニョロとしたウナギが鼻の穴から出ているアザラシが最近になって複数目撃されており研究者たちの頭を悩ませています。
この不思議な写真は、アメリカ海洋漁業局(NOAA Fisheries)が運営する絶滅の危機に瀕しているハワイモンクアザラシの保護プログラム「ハワイモンクアザラシ・リサーチ・プログラム」が撮影したもの。
この後にウナギは鼻から取り除かれアザラシは無事だったものの、鼻に侵入していたウナギの方は残念ながら死んでしまったそうです。
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40年近くハワイモンクアザラシを観察し続けている「ハワイモンクアザラシ・リサーチ・プログラム」ですが、「鼻ウナギ」が観察されるようになったのはここ数年のことで3、4回ほど目撃されています。統計的な問題で昔から存在していたのか、それとも今後増えてくるのかはわからないとしています。
またこの原因については、ウナギの逃げた先がたまたま鼻の穴だった説や一度飲み込まれたものの飛び出した先が鼻の穴だった説などいくつか考えられるようですが本当のところはまだはっきりしていないようです。
またこちらは顔見知りのダイバーを見つけて熱烈に抱きついているとても人懐っこいアザラシ。かなりの巨体でのハグはなかなか迫力があります。
一緒に泳いだことを覚えていたアザラシがダイバーを見つけ熱烈ハグにやってくる
ソース:Hawaiian Monk Seal Updates | NOAA Fisheries
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