中東・シリアに現存する世界最古の都市アレッポの内戦前後を比較した写真いろいろ
シリア北部のトルコ国境に近く位置する古代都市アレッポが2011年から始まり現在も続くシリア動乱によりどうなってしまったのかがよくわかる比較写真です。人類が数千年かけて築いてきた大切なモノが一瞬で破壊されています。
シリア最大の都市アレッポは今現在も人が住み続ける最も古い都市の一つとされ、紀元前1800年頃まで歴史を逆上ることができる古代都市。1986年には「古代都市アレッポ」として世界遺産(文化遺産)にも登録されています。
古代から交易都市として栄華を極めたアレッポには現在もその時代の名残が色濃く残っており、2011年にはじまる内戦以前には巨大なスーク(市場)群や歴史的なモスク、中世時代に建設されたアレッポ城などを見ることが出来ました。
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ちなみにアレッポの名物と言えばおみやげとしても人気のアレッポ石鹸。石鹸の発祥ともされ数千年も昔から同じ製法で製造されています。
数千年間作り続けられている中東・シリアの「アレッポ石鹸」の伝統的な製造風景
ソース:10+ Before-And-After Pics Reveal What War Did To The Largest City In Syria | Bored Panda
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