アメリカに現存する100年以上の歴史を持つ売春宿「RED ONION SALOON」
カリフォルニアのゴールドラッシュに遅れること約50年、1899年にアラスカでも金脈が発見された時、一攫千金を夢見る屈強な男達だけではなく「商売」の種を求めた娼婦達も続々とやってきました。約1万4千人の労働者に対し約300人の娼婦がいたといわれています。1897年に設立された「RED ONION SALOON」は当時の売春やどのひとつ。現在も当時の雰囲気を残したまま、1階がバー、レストランとして、上階を売春宿博物館として営業しています。
外観はこんな感じになっています。アラスカ・スキャッグウェイという街にあります。
1階のバー、レストラン。
かなり賑わっているようです
そして、当時のコスチュームを着たお店の人たち。
胸のところにお金を挟むのが流儀っぽい
上階の博物館。2階には小さな部屋が10ほどあり、それぞれに女性が住んでいたとのこと。
一階のバーには2階にいる女性によく似た10体の人形が置いてあり、その人形を使って管理をしていたようです。
客はその人形を見て女性を選ぶ仕組みになっています。仕事中の女性は、バーテンダーがその女性の人形を後ろに置くことによって客に知らせていました。女性はコトが終わると、1階のバーテンダーに合図を送り、人形はまた前に戻され準備完了ということのようです。
もしかするとトイレ?
ライトはもちろんこの色
壁に飾ってある絵画
当時働いていた女性の写真
公式サイト
Red Onion Saloon – Skagway, Alaska
ソース:Страница Виртуальных Путешественников – Американский бордель
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