科学と技術

コンピューターで狙撃を支援する「自動照準ライフル」市場にトリジコン社も参入


先日、ターゲットをタグ付けすると最適なトリガータイミングで自動的に発射される自動照準ライフル「TrackingPoint」で、射撃未経験者が遠距離の的を撃ちぬく動画を公開しました。技術の発達は機器の小型化・低価格化を促進し、様々なメーカーが参入しています。


まずは元祖・Tracking Point社。次の製品の設計・試作に入っているようです。次世代モデルでは3000ヤード(約2700m)の狙撃を可能にするそうです。このレベルではライフル自体の性能や精度も大きく影響するので、その辺りはどのようにカバーするのかが楽しみです。
TrackingPoint Labs – YouTube

そしてTrijicon社の新製品「CCAS(Continuous Computed Aiming Solution)」既に米軍に納入実績を持っており、積極的に軍用マーケットを狙っているようです。

2007年の調査によれば200m以内の静止したターゲットへの命中率はライフルで12%、M249軽機関銃で16%、その他重機関銃で24%、狙撃銃でも44%となっています。

最近のトレンドである小口径弾はもともと第2次大戦中の統計が示す「歩兵の小銃はそうとう撃たないと当たらない」「小口径弾で威力は十分」という2つの事実から導き出されたスペックです。Trijicon社のCCASは、前者の前提をひっくり返す意欲的な製品と言えます。

担当者によれば「訓練では到達できないような結果を提供する」のが目的とのこと。戦闘機の照準器に導入されている補正システムのように銃口の加速度や照準器の傾きを加味して、動き続ける目標に対して照準位置を補正し続けるものになるようです。

TrackingPointは単発の射撃にのみ対応していましたが、CCASでは目標を追いかけながら連射することが想定されています。

動画はこちらから。
Trijicon CCAS™ (Continuously Computed Aiming Solution) – YouTube

ソース:New Smart Scopes from TrackingPoint, Trijicon in the Works (VIDEO)

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