光ファイバーなど高速な回線が普及した今だからこそ、bittorrentやWinny、Shareといったネットワークベースのファイル交換システムが発達していますが、ごく低速な回線しかなかった古の「パソコン通信」時代にはファイルの交換のために実際に集まって互いのノートPCをつないだり郵便でCD-Rをやりとりする「オフ交換」がしばしば行われていたといいます。
そんな現代、オフ交換を高度に洗練させたまったく新しいファイル共有システム「Dead Drop」が登場しました。ニューヨークの街そのものをファイル共有に用いるというまったく新しい発想のシステムなのですが、利用している姿がなかなか奇妙であるため街で見かけるとちょっと怪しい人に間違えられそうな上、「Dead Drop」という名称通り利用しても問題がないのか非常に心配なつくりになっています。