ネット・PC

個人でA-10攻撃機のコックピットをほぼ完璧再現したフライトシム用コントローラーがすごい


個人向けとしては最もリアルなフライトシミュレーター「DCS」シリーズ。その中でも30mmガトリング砲であらゆる戦車を灰燼に帰すべく生まれたA-10攻撃機を再現した「DCS: A-10C II Tank Killer」を楽しみつくすべく、ほぼ完全にホンモノを再現したコックピットを作ってしまった人がいます。


最初は複数のディスプレイに市販のジョイスティックセットを組み合わせてスタートしたコックピットでしたがいまでは部屋一つを占拠するサイズに。すべてのボタンとメーターが実際に機能するという恐るべきものになってしまいました。ほぼホンモノなので飛ばす方にも色々知識が必要そうです。

最新の2021年7月版の内容を詳しく紹介してくれている動画はこちらから。
UPDATE July 2021 – Some changes and a lot of explosions – YouTube

YouTubeチャンネル「The Warthog Project」では、コックピットの製作過程を細かく紹介。座席や計器盤といったコックピット本体だけでなく、270度の半円型ディスプレイの製作方法とプロジェクターの調整方法など、色々と応用が効きそうな工作も紹介されています。
Curved Screen Upgrade! 270 Degree Wrap Around! – YouTube

ちなみに材料費約8000ドル。公式サイトにてパネルのテンプレートデータはすべて公開されているので、頑張れば同じものも製作可能。

軍で実際に使用されているフライトシミュレーターに相当近いものになりつつあります。ゲームをするのに教習を受けたりする世界はすぐそばにあるのかもしれませんね。
歴戦のパイロットに圧勝できる戦闘機シミュレータ用人工知能をアメリカ空軍研究所が開発 – DNA

関連記事

戦車兵の悪夢、A-10攻撃機が地上に鉄の雨を降らせている動画いろいろ - DNA

ラジコンA-10攻撃機にスポンジガンを積んで地表を機銃掃射してみる動画 - DNA

2つの「稲妻」A-10攻撃機とF-35戦闘機の他砲身機関砲を見比べられる動画 - DNA

約40年で猛烈な進化を遂げた人気フライトシム「Microsoft Flight Simulator」の歴史をまとめた公式動画 - DNA

フライトシミュレーターでの航空機事故で3人が死亡 - DNA

シミュレーターしか飛ばしたことのない人がホンモノの飛行機を飛ばすとこうなる、という動画 - DNA

プログラマが1人で開発中の超リアルな3Dフライトアクションゲーム「Project Wingman」Gamescomで予告編が公開 - DNA

ホンモノのジェット機のコックピットで遊べるフライトシミュレータを自作した男 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧