マスクを発射して強制的に装着させるための銃が開発される
アメリカ合衆国では1日に約4万人の新規感染者が出るなど、未だ新型コロナウィルスが猛威を奮っています。これには様々な理由がありますが、マスクを着用する習慣がなかなか広まらないというのもその一つ。そんなアメリカの問題には、アメリカ的解決法、すなわち銃を用いたマスク射出デバイスを使うのがよいだろう、とするエンジニアが現れました。
Allen Panさんが開発した強制マスク装着装置。
開発者自らが被験体となったデモ動画。
America has a pandemic problem so I solved it by making a gun: pic.twitter.com/WRaiuVU90K
— Allen Pan (@AnyTechnology) August 15, 2020
装置の原理はとてもシンプル。マスクにおもりを取り付けたロープを装着したものを炭酸ガスで撃ち出し、顔に当てることでロープを絡めさせます。伝統的な狩猟で用いる「ボーラ」に似ています。
「ボーラ」の原理でロープを相手に絡めて動きを止める非殺傷兵器「BolaWrap」の動画 – DNA
マスクを装着していない人が現れたら、説得するよりもこれでドカン……というのはシンプルかつ力強いですね。事後処理がものすごく大変そうですが……動画はこちらから。
Shooting Masks onto People’s Faces – YouTube
アメリカではマスク非着用を注意した店員が客に撃たれる事件が発生するなど、コロナ、マスク文化、銃社会といった要素が複雑に絡み合っている状況です。冬にまた感染爆発する可能性も指摘されており、まだまだ混乱は続きそうです。
「乱射したのは新型コロナのせい」警官隊と自動小銃で銃撃戦をした男が逮捕 – DNA
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