1972年の月で荒ぶるアポロ16号の月面車を4K・60fpsで超高画質復元
1970年代初頭のアポロ計画で月に運び込まれ現在も月に残されている月面車(LRV:Lunar Roving Vehicle)が思いっきり月面を走りまくっている動画をAIを使って超高画質で再現したのがこちらの動画です。ゆっくりと舞う砂や荒れた月面コースは最高に楽しそうです。
動画はこちらから
[4k, 60 fps] Apollo 16 Lunar Rover “Grand Prix” (1972 April 21, Moon) – YouTube
この動画はDenis Shiryaev氏が2019年7月にNASAが公開したアポロ16号の月面車が月面をテスト走行している動画「The Apollo 16 LRV Grand Prix」を、ニューラルネットワークを使って60fps、4K解像度にブーストしたものです。
1972年4月21日の月で砂を巻き上げ爆走する月面車。ハンドルを握るのは月着陸船操縦士を務めたチャールズ・デューク宇宙飛行士、そして撮影者は船長のジョン・ヤング宇宙飛行士です。
1.
着陸船近くを走る月面車。なんとなく漂う浮遊感がたまりませんね。こんなアトラクションがあったら乗ってみたいものです。
2.
途中で何度か不自然に登場する「テープ破損部分(Damaged tape part)」の文字。もしかすると、ここには写って行けないものが……
3.
アップスケール前の元の動画はこんな感じです
The Apollo 16 LRV Grand Prix – stabilised – YouTube
ちなみにアポロ16号がうつ挙げられる約2年前の1970年に月面着陸を断念し月を周回して地球へ帰還を果たしたアポロ13号。その時に搭乗員たちが見た月の景色をNASAが超高画質で再現した動画がこちらです。
50年前のあの日アポロ13号搭乗員たちが見た月の景色をNASAが4K解像度で再現
アポロ11号月着陸50周年記念 月へ―人類史上最大の冒険
MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真
完全図解・宇宙手帳―世界の宇宙開発活動「全記録」 (ブルーバックス)
月着陸船開発物語
3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)
ロケットの科学 改訂版 創成期の仕組みから最新の民間技術まで、宇宙と人類の60年史 (サイエンス・アイ新書)
宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌
月面着陸から50年 宇宙と人類 2019最新版 (TJMOOK)
宇宙ビジネスの衝撃――21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ
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