科学と技術

NASA、火星の荒野を撮影した18億画素の超解像度360度パノラマ写真を公開


2012年に火星へ到着した火星探査車「キュリオシティ」が、4日かけて撮影した1200枚の写真を元につくられた360度パノラマ写真をNASAが公開しています。圧巻なのは解像度……18億ピクセルとのこと。もうほぼ火星に行った気分です。

18億画素で撮影された火星のパノラマ写真はこちら。360度の景色をズームできます。

もうひとつは広角の広い魚眼レンズで撮影した低画質……と言っても6億5000万画素もある写真です。

景色だけではなくキュリオシティ自身も詳細に撮影されています。

またNASAのサイトから画像のダウンロードも可能。ただし1番小さいjpg画像でも74.7MBあります。ちなみに一番大きい画像(88797×22958)は2.25GBなので気をつけてください。
Curiosity’s 1.8-Billion-Pixel Panorama – NASA’s Mars Exploration Program

解説動画はこちらから
Curiosity Mars Rover Snaps 1.8 Billion-Pixel Panorama (narrated video) – YouTube

ちなみにこちらは2012年と7年後の2019年に自分自身を撮影した「キュリオシティ」を比較したもの。火星で頑張っています。
過酷な環境で7年間以上活動し続ける火星探査車「キュリオシティ」の到着直後と現在を比較した自撮り写真

ソース:Curiosity’s 1.8-Billion-Pixel Panorama – NASA’s Mars Exploration Program

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