火星や太陽に到達する実際の時間を再現、光の速さをわかりやすくビジュアル解説した動画
1秒間で地球を7周半できるものの、太陽までは8分以上かかってしまう光。現在のところ高速を超えるのは不可能とされているのですが、宇宙規模でみてみると一体速いのか遅いのかよくわからなくなってしまいます。
動画はこちらから。
Light Speed – fast, but slow – YouTube
この動画はJAXAの惑星科学者Dr James O’Donoghue(ジェームス・オドノヒュー)氏が作成したものです。
1. 光の速さ
真空中の光の速さは299792458m/s。だいたい1秒間に約30万km進むため1周4万の地球だと1秒間に約7周半することができます。
2. 地球と月
地球と月との距離は384,400km。1.255秒ほどで地球から放った光が月に到達します。
3. 地球と火星
地球と火星の最短距離は54,600,000km。なので光だったら3分2秒で行くことができます。
4. 太陽と地球
太陽と地球の距離は149,600,000km。太陽からの光が地球まで到達するまで8分17秒。ちなみに水星には3分11秒、金星には5分59秒で到達します。
太陽系外への旅行はまだまだ遠い未来のようです。
ちなみに月と同じ距離に木星や土星など巨大な太陽系惑星があったら空はこんな感じになるようです。土星と木星の存在感てん
もし、太陽系惑星が月と同じ位置にあったらこう見える
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