ブガッティ・シロン、量産車最速の時速490.48kmを記録

2019.09.05 18:30 by wakaba

2027年に東京・名古屋間で開業予定の超電導リニア「中央新幹線」の最高速度が505km/h。そして今回、ブガッティ・シロンが叩き出した量産車最速記録は490.48km/h。もう夢の世界です。

ブガッティによる最速への挑戦がおこなわれたのは2019年8月2日のドイツのフォルクスワーゲン・グループが所有する全長21kmのテストコース「エーラ＝レッシエン」。そしてハンドルを握るのはルマンやデイトナの耐久レースで優勝経験のあるアンディ・ウォレス氏。

1500馬力のW16クワッドターボエンジンは1600馬力へ大幅アップ、タイヤはX線検査まで行ったミシュラン特別製、その他空力変化やギア比の調整などさまざまなチューンナップが施された最高のコンディションで挑戦しています。

1. 最速挑戦中のブガッティ・シロン

2. 記録達成の瞬間

3. 公式記録は490.48km/h(304.77MPH)

またこの最速記録の成功後にブガッティ社CEO Stephan Winkelmann氏は「今回でブガッティの最速記録への挑戦は終了し、今後は他分野に集中します。」と語っています。

今後はいきなり全力出力も可能な電気自動車の時代がやってくるのもそう遠くはないかもしれませんね。

ちなみにブガッティ社の超スーパーカーを購入するとこんな感じで納入されるようです。すごい……
約3億円の超高級スーパーカー「ブガッティ・ヴェイロン」はどうやって納車されているのか

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