アートとデザイン

現代の銃撃戦を再現するミニチュアゲーム「Spectre: Operations」第2版が到来間近


コンピューターゲームに対し、ボードゲームやTRPGといったテーブルゲームを総称して「非電源系」といったりしますが、中でも小さなフィギュアを使って遊ぶ「ミニチュアゲーム」は歴史の古いジャンル。「Spectre: Operations」は特殊部隊やマフィア、カルテルの一味といった現代の武装集団となって、近接戦闘を楽しむミニチュアゲームです。

「Spectre: Operations」は現代の低烈度紛争をテーマとするミニチュアゲーム。「ミニチュアゲーム」は28mmのフィギュアを縮尺を合わせた建物や車両などで作られたジオラマの中で動かし、発見されたかどうか、射撃が成功したかなどを定められたルールにのっとって処理していくもので、この「Spectre: Operations」では分隊級の戦闘を再現しています。

ゲーム盤の様子。

こんな感じで敵味方交互にコマを動かしていきます。

射撃に関するルール。

バリケードから敵が見えているかどうか、仰角や俯角がどうなっているかはフィギュアの目線で実際に見て決めるのがミニチュアを使う醍醐味。ちなみに移動量や射程の算出、射線の確認は、メジャーやレーザーポインターを使って行います。

ミリ単位の測定を巡って厳密に争うというよりも大人どうしで雰囲気を楽しむゲームなので、公式のミニチュアを徹底的に作り込むのも面白そう。

実際のゲームの風景。
Bolt Action CP: Spectre Operations Battle Report 1- Operation Mercury – YouTube

ちなみに現在、第2版のルールブックがリリース間近。予約購入で限定版のフィギュアが付属してくるなどの特典もあるとのことで、興味のある人は買い求めてみるのもいいのではないでしょうか。

ソース:Spectre Miniatures – A New Frontier in 28mm Miniatures

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