科学と技術

チェーンもディレイラーも存在しない最新の自転車用ドライブトレイン「Driven」が登場


ドイツ・フリードリヒスハーフェンで開催された自転車の見本市「Eurobike 2018」 の目玉だったのがCeramicSpeed社が開発中の新ドライブトレイン「Driven」。シャフトドライブを採用しているためチェーンもディレイラーも存在せず後輪には巨大な13速のギアが装着されています。

「Driven」は、デンマークのCeramicSpeed社が米・コロラド大学の機械工学部門と共同開発したドライブトレイン。シャフト側のピニオンギアには21個のベアリングが使用されており、250wの状況ではシマノの最高グレード・コンポーネント「デュラエース」と比較して49%も効率が良いとのこと。

1. 「Driven」を搭載した自転車。なかなかの攻撃的なビジュアルです。

2. シャフトドライブと後輪に取り付けられた13速のギア

3. 後輪とシャフトのギア接合部分

現在のチェーンとディレイラのドライブトレインと比べるとエアロダイナミクス的に優れたデザインが可能であり、軽量化もできるとのこと。さらベアリングのサイズを変更することでのギア比変更や後輪のギアの数(現在は13段)も簡単に増やすことができます。

実際に動作している動画はこちらから。現在はドライブトレインがむき出しの状態ですがカプセル化も可能だとしています。
Ceramicspeed Driven Chainless Drivetrain – YouTube

まだプロトタイプの段階のため、ギアの歯のデザインや最適なマテリアルのテストなど改良の余地が多くあるため製品化の時期についてはまだ先の話のようです。

ちなみにこちらはシャフトドライブの自転車を作り続けている日本の自転車メーカ「丸石サイクル」の80年代のCM映像です。
丸石 ベベルテック シャフトドライブ 15″ 1988 – YouTube

Drivenがモペッドなどにも採用されると面白いマシンが出来上がりそうです。
究極の状況をサバイバルするために作られた原チャリ「Motopeds Survival Bike」

ソース:Driven, CeramicSpeed.com

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