「ポケモンGOをしながら犬の散歩ボランティア」が人気沸騰しシェルターから犬がいなくなる奇跡が発生【追記あり】
先日、動物保護団体が「ポケモンGOをやりながら犬を散歩させるボランティア」を募集して話題になっているというニュースをお伝えしましたが、その後人気が沸騰、散歩だけでなく里親希望者が殺到しているそうです。
話題となっていたのはこちらの投稿。
訳すとこんな感じです。
いい話を聞いた。「いい年してポケモンGOで遊んでるなんてバレたくない大人のアナタ、1時間5ドルで散歩用の犬をお貸ししますよ」とFBに投稿したアニマルシェルターがある。面白いだろ?それからこんなことが起こったんだ。
1.
犬を散歩させる「特権」にお金を払いたい人の順番待ちリストができた。2.
散歩料が膨大な収入になってしまったので、里親手数料を廃止。3.
ポケモンしながら散歩中の様子をFacebookやInstagramで見て、それに写っている犬の里親になりたいとシェルターに来る人が続出。4.
「犬を飼おうなんて思ったこともないけど、散歩してる間にこの子と俺はすごく仲良しになっちまったからこのまま飼うことにした」というケースが少なくとも2件発生。5.
シェルターでは現在犬の貸出を停止中、ただし順番待ちリストはある。なぜなら全部の犬に里親が見つかったから!今後近隣のシェルターから犬を受け入れて「貸出待ち」をなんとかするらしい。
生き物の里親になるというのは本当に大変なことなので、ブームになっていてもよーく考えたほうがいいというのは大前提ですが、シェルターの犬たちが外部の人の目に増える機会が増えるのは喜ばしいこと、それでニーズが掘り起こされるというのは素晴らしいことです。
交通事故や強盗騒ぎなど、いいことばかりが起こっているわけではありませんが「ポケモンGO」のお祭り騒ぎはまだまだ続きそうです。
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【2016/07/22 11:10追記】
その後のインタビューなどによれば「散歩料」の徴収はしておらず、手数料も廃止はしていないということです。元のニュースがかなり誇張されて広まり、こうした噂になってしまいました。実際に里親希望者は増加したもののまだまだ支援の手が必要な状況であるということです。
Pokemon Go Program Clears Shelter of Dogs Awaiting Adoption : snopes.com
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