ディズニー「ふしぎの国のアリス」の魅力的なアリスはどのようにして描かれていたのか
1951年に制作され半世紀以上経過した現在でも世界中から愛され続けているディズニーの長編アニメーション映画「ふしぎの国のアリス」。非常に魅力的な動きや表情をするアリスはどのようにして描かれていたのか。実は素敵なモデルの存在がありました。
このアリスのモデルをしている女性は、映画「ふしぎの国のアリス」でアリス役の声優キャサリン・ボーモント氏。主役アリスの声優が実際にアリスのモデルとなっていたというのはちょっと驚きです。
当時10歳だったボーモント氏をアリスの声優として選んだのはウォルト・ディズニー本人。2年後にはピーター・パン(1953年)のウェンディー役の声優もつとめますが、その後は小学校の先生となり30年以上教師生活を送っています。
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撮影当時の様子をアリス役のキャサリン・ボーモント氏が話している映像はこちら。
Alice in Wonderland Behind The Scenes – Kathryn Beaumont (1951) – Disney Animated Movie HD – YouTube
また、「ムーミン」のトーベ・ヤンソンが描く「不思議の国のアリス」のイラストや鬼才サルバドール・ダリが描いた「不思議の国のアリス」のイラストなど、多くの著名な画家も「不思議の国のアリス」の世界を描いています。
ちなみにこちらはお仕事中のディズニーのアニメーターたちを撮影した写真。あの豊かな表情がどのようにして生まれているのかがよくわかります。
ディズニーのアニメーター達はどのようにして表情豊かなキャラクターを描いていたのか – DNA
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