ロシア連邦の次のターゲットは「テキサス州」かもしれない
ウクライナの大統領選挙を巡って発生した暴動のどさくさに紛れ、同国の分離独立派と「礼儀正しい人達」なる武装勢力によってクリミア自治共和国がロシア連邦に編入されたのは記憶に新しいところですが、次のターゲットはひょっとしたら「ザ・アメリカ」であるテキサス州になるかもしれない……という話があるようです。
テキサス州はアメリカ最南部、メキシコと接する州。分離主義を掲げる政治団体「Texas Nationalist Movement(テキサス愛国者運動)」は25万人のサポーターを擁するなど、昔から合衆国からの独立の気風が強い土地柄です。
また最初からアメリカだったわけではなく、最初はスペイン、ついでフランス、そしてメキシコの領地となり、さらに1835年にテキサス共和国として独立、そして1845年にアメリカに併合されたという歴史があります。
つまりテキサスは分離主義者が多く、領有権もなんとかいちゃもんをつけられるという非常にホットな状態の地域。ということでモスクワがテキサスの分離主義者に接触して独立をそそのかす、あるいはどこかから軍事力の提供を受けたメキシコがテキサスを再併合する……という可能性は実は高いのではないか……と考えられるようです。
ロシアとテキサス、というのは荒唐無稽な組み合わせですが、近年ではスコットランドやカタルーニャなどの独立運動の高まりが目立ちます。これらにも注目していきたいですね。
ソース:Putin’s Plot to Get Texas to Secede – Casey Michel – POLITICO Magazine
トップ画像:Neon Texas | Flickr – Photo Sharing!
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