「公立学校の給食にフライドポテトを出す自由を！」テキサス州でフライヤーとソーダマシンを配備する法案が提出

2015.04.28 21:51 by chaka

アメリカの食事といえばかなり高カロリーなものが思いつきますが、栄養がかたよることがないように学校でフライドポテトやソフトドリンクなどの提供を禁止している自治体は少なくありません。テキサス州もそうした州の一つですが、今回、こうした規制を撤廃しようという声をあげた人が出たようです。

発案者のシド・ミラーはテキサス州の農業委員。今回、市議会に提出した法案では、現在公立学校での設置を禁じられている揚げ物調理用フライヤーや、ソフトドリンクマシンなどについて、州レベルではなく個々の学校での判断に委ねるように変更することが提案されています。

シド・ミラー氏いわく「これはフライドポテトの話ではない、地方自治の話なのだ！」と投書しており、単にジャガイモ農家への優遇策ではないことを強調していますが真相はどのようなものなのでしょうか。

テキサスでは、給食に肉を出し過ぎないようにする「Meatless Monday」キャンペーンについて「アメリカの食卓から肉を追い出そうとする用意周到な陰謀だ」と、同じく農業委員のトッド・ステープルス氏が発言することがあったなど、アメリカンフードと農業、地方自治に対する強い支持があります。

なお実際のテキサス州ウッドビル・ハイスクールの給食はこちらです。日本的な目ではフライヤー購入よりも先にすることがあるような気もします。

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