躍動感溢れる生物を鉛筆・定規・分度器のみで幾何学的に描いたイラストシリーズ「Calculation」
コンピュータのハードウェアやソフトウェアの著しい進歩により、正確な寸法による3Dレンダリングは比較的簡単に作成できるようになりました。しかしこちらはそういうものを使わず、敢えて全て手書きで描かれた対数螺旋構造をした巻き貝や蝶の飛ぶ様子など美しい自然の幾何学的な作品です。ルネッサンス期を代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの複雑な工学的なスケッチを彷彿とさせる緻密な設計を元にして描かれています。
大学で建築学を学び、講師をしていたバックグランドを持つベネズエラのアーティスト Rafael Araujo 氏が、鉛筆と定規、分度器のみを使用して手書きで描いた生物の幾何学的な動作や姿のイラストシリーズ「Calculation」です。
対数螺旋構造のオウムガイ
1.
トゲの貝殻
2.
3.
二重円錐曲線を描く蝶
4.
5.
6.
7. 複雑に線が描かれた下書き
モルフォチョウ
8.
9.
巻き貝
10.
最後は製作中のデスクの写真です。
11.
これらのイラストは南米・ベネズエラのアーティスト Rafael Araujo 氏の作品です。
ソース:Venezuelan Artist Rafael Araujo
Venezuelan Artist Rafael Araujo
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