アートとデザイン

無敵の消防士を生み出すパワードスーツ「A.F.A.」のコンセプトデザイン


厳しい訓練に耐え任務をこなす消防士たち。もし彼らが人体の限界を超えたパワーを手に入れることができたら、そのとき消防という仕事はどう変わるのか。そんな期待をさせる強化外骨格の「A.F.A.」のコンセプトデザインです。

1. 消防士の装備はかなり重たいのですが、近年の高層ビルで火災が発生すると、この重量を階段で持って上がらなくてはなりません。

2. オーストラリアのJiazhen CHENがデザインした「A.F.A.」は最小限のフレームと関節に仕込まれたモーターによって、人間の筋力をアシストするといういわゆる強化外骨格。

3. システム単体の重量は23kgという予想です。もちろん強化外骨格自身がこの重さを支えるので、着用者の体力を削ることがありません。

4. フレームにはフラッシュライトや通信機器も備わり、HUDから指令を受け取ることもできます。

5. 消火に特化した「Fire Pioneer(左)」タイプと、シャッターをこじ開けたりなどのレスキューに特化した「Rescuer(右)」タイプの2バリエーション。

もちろんいかに装備が進化しようとも、消防士さん自身の勇気と技術がものをいうのは変わりません。こうした装備によって体力に余裕ができれば、彼らも実力を発揮しやすくなるのではないでしょうか。

ソース:A.F.A.-Powered Exoskeleton Suit for Firefighter on Behance

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