アートとデザイン

モロッコ・マラケシュの超ワルっぽい女性バイカー集団の写真シリーズ「Kesh Angels」


北アフリカのイスラム教王国・モロッコのバッドアスな女性バイカー集団の写真シリーズ「Kesh Angels」です。ベルベル語で「神の国」を意味する観光都市マラケシュの若い女性たちのストリート文化やバイク文化を捉えたこの作品、乗っているバイクも興味をそそられてしまいますが、イスラム女性のイメージを思いっきり覆してしまうようなモロッコの女性バイカーたちの姿はまさに圧巻です。

ベールやサングラスで顔を覆い隠し、民族衣装・ジェラバに身を包むモロッコの若い女性たちが、バイクに跨ってポーズを決めている姿はアラブ女性の先入観を覆すに十分なインパクトがあります。モロッコと同じくイスラム教が国教となっているサウジアラビアでは女性の運転が禁止されているのですが、ここモロッコでは大きく事情が異なるようです。

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日本のいわゆるレディースというよりも、アメリカの「ヘルズ・エンジェルス」を何となくイメージしてしまうモロッコの「ケシュ・エンジェルス」。派手目の民族衣装にハート型のサングラス、そしてサンダルとイスラム女性のバッドアスでエキゾチックな姿に引き込まれてしまいます。

これらの写真はモロッコ出身イギリス在住のアーティスト Hassan Hajjaj 氏の作品です。現在、アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにある「Taymour Grahne Gallery」にて個展が開催されています。

ソース:Hassan Hajjaj: ‘Kesh Angels – Exhibitions – Taymour Grahne

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