アートとデザイン

LSDでトリップした人が描く自画像の変化がすごい


意識や感情は、結局は脳がつかさどるもの。薬物を投与することである程度物理的にコントロールできてしまいます。これはとある人がLSDを使用してから描いた自画像を並べていったものですが、効き目に応じて見え方・描き方が大きく変化しています。


投入15分後。特に変化なし。

45分後。

1時間45分後

2時間15分後

3時間30分後。「目を描かなかったの?描いてほしい?描きたい気分じゃないけど」

4時間45分後。「いつも目は最後に描くの。だって絵が私を見つめてくるから。でも見つめてほしくないの」

6時間後

6時間45分後

8時間後

8時間45分後

9時間30分後

意識と表現の変化については、他のアーティストも同じような比較をしている人がいます。薬物の種類によって変化にも違いが出るようで、様々なドラッグをオーバードーズして自画像をいろいろ描いてみたという人もいます。

こちらは19世紀末の画家ルイス・ウェインによるもの。晩年、統合失調症を患った彼の残した猫の絵は病状に応じて様々なスタイルに変化しています。


現実は変化しないもの、という風に思っていますが、意識ひとつでこんなにも大きく変わって見えるというのは面白いですね。

ソース:11 autoportraits on LSD – Imgur

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