世界のびっくりニュース

拾った白い粉を吸った男性、辺りを走り回って死亡


怪しい落とし物を見つけたらうっかり触らない、ということは一般常識のように思うのですが世の中は広い。拾った白い粉をパッケージから出して鼻から吸った男性が辺りを走り回るなどした後、病院で死亡したそうです。


死亡したのはフロリダの53歳の男性、トーマス・スワンダルさん。当時一緒にいた弟によると、船で沖釣りに出かけた際、謎の白い塊がどこからともなく流れてきたそうです。

弟は「コカインに違いない」と確信、トーマスさんがその塊を拾いましたが、弟がふと目を離してもう一度兄のほうを向いたとき、トーマスさんは包みを破いて中の白い粉を鼻で吸っていたそうです。

1時間半ほどすると、トーマスさんは船を走り回り携帯電話や無線を海に投げ込み始め、ついには工具でエンジンをめちゃくちゃになぐりつけ破壊してしまいました。危険を感じた弟は船内の白い粉と刃物などの凶器を海に捨て海洋保安官に緊急信号を発信、無事に救出されました。トーマスさんはそのまま病院に運ばれ死亡。死後解剖の結果、白い粉はコカインであったことが判明しました。

フロリダ沖はメキシコや南米からの麻薬が運ばれる主要なルートの1つ。地元警察は怪しい包みには手を出さないよう注意を呼びかけています。

ソース:Man Finds Suspicious White Powder in Florida Keys, Decides to Snort It, and Dies – Broward/Palm Beach News – The Daily Pulp

〈麻薬〉のすべて (講談社現代新書)
船山 信次
講談社
売り上げランキング: 95359

関連記事

麻薬組織の密輸用潜水艦の中はこんな風になっている - DNA

ニセ札で相手をだましたと思ったらニセのコカインを掴まされていた麻薬売買組織が摘発 - DNA

メキシコの麻薬カルテルは武装しすぎ - DNA

メキシコの麻薬カルテルと公的機関の相関図が巨大すぎて大変なことになっている - DNA

あらゆる買い物で大活躍する「1ドル紙幣」の秘密いろいろ - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧