銃火器の老舗メーカー・レミントン社も「Remington2020」でデジタルガンスコープ市場に参入
先日からお伝えしている自動トリガーコントロールライフル「TrackingPoint」など、デジタルガンスコープは銃火器市場の新技術として注目されていますが、とうとう大手メーカーのレミントンが参入します。
「Remington2020」はレミントン社がTrackingPoint社から技術を供与され、製造するデジタルスコープ。本体に組み込まれた各種センサ・コンピューターが距離による弾道の落下や風、湿度などを計算し照準を補正してくれるというシステム。500ヤード(約460メートル)の有効射程をもちます。
TrackingPoint社のライフルの最大のポイントは、スコープがトリガータイミングをコントロールしてくれるところでした。「Remington2020」ではトリガーとスコープは接続されていないようです。デジタルスコープとしての意味は半減以下となりますが、色々な銃に乗せられるという汎用性も重要なのでしょうか。
Remington2020は、各種ライフルに搭載され各種調整・セッティングなどが行われた状態で出荷されます。この辺りはTrackingPointのものと同じですね。今のところはM700のロングアクションおよびショートアクション、それからAR-15の狩猟モデル、ブッシュマスター・バーミンターとなるようです。
このようなケースが付属します。
価格帯はトータルパッケージで5千ドルから6千ドル(約50~60万円)と予測されています。市場が広がればもっともっと安くなっていくと考えられます。
ソース:Shoot 2020
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