サムスン、レンズ交換式で3G/LTE対応のAndroid端末「GALAXY NX」を発表
2つの一見無関係なものをミックスさせて、まったく新しいものを作り出すのはよくあることです。しかし「レンズ交換式」と「3G/LTE」を一緒に書く日が来るとは誰が思ったでしょう、サムスンがデジタル一眼とAndroid端末を合わせたカメラシリーズを発表しました。
サムスンが発表した「GALAXY NX」は、同社のレンズシステム「NX」を採用したAndroid端末。Android4.2「Jelly Bean」を搭載しており、撮影した写真をシームレスにアップロードできるというのが特徴となっています。
2030万画素のCMOSセンサーを搭載しており、最高シャッタースピードは1/6000、秒間最高8.6枚の連写が可能。動画は最大1920×1080(25fps)で撮影できます。
本体がかなり薄く見えますね。
普通の電話としては使えませんが、無線LANに加えて3G/LTE対応なのでメールや文字チャットが可能。プロファイルは不明ですがBluetooth4.0対応なのでSkypeなんかも使えるのではないでしょうか。
色々組み合わせればこのように撮影した画像を一発でシェアできます。
携帯通信端末と本格的なカメラの融合、というのは過去にも例がありますし、Wi-FiのAndroid端末であればニコンのCOOLPIX S800cもあります。またカメラとネットをほぼシームレスにつなぐには、以前紹介したSDカード型通信端末「Eye-fi」が既にありますが、どのように差別化していくのでしょうか。ちょっと楽しみなプロダクトです。
その他の仕様はこちら
センサー: 2030万画素 APS-C CMOSセンサ
手振れ補正:レンズシフト(レンズによる)
背面ディスプレイ:4.8″ TFT
液晶ファインダ:SVGA(800×600)
ISO:オート 100 200 400 800 1600 3200 6400 12800 25600
ネットワーク:
4G LTE 800/850/900/1800/2100/2600
3G 850/900/1900/2100
WiFi a/b/g/n
Bluetooth 4.0プロセッサ:1.6GHz クアッドコア
OS:Android 4.2 Jelly Bean
GPS:A-GPS + GLONASS
メモリ:2GB
記憶容量:16GB
ストレージ:MicroSD(~64GB)
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