科学と技術

国境をローコスト・ローリスクで一気に越える、メキシコからアメリカへの驚きの麻薬密輸方法


潜水艦を作ったり体内に隠していたり(閲覧注意のX線写真)飛行機での逃亡したりなど、麻薬の密輸には考えられる限りのありとあらゆる方法で行われています。今回紹介するのは、威力抜群の空気砲を使った密輸方法。メキシコからアメリカの国境線を一気に通過させる大胆不敵な手法には驚きです。

アメリカの国境警備隊が、アメリカとメキシコの国境地近くを流れるアリゾナ州のコロラド川近くで、メキシコの麻薬密輸業者が大砲を使って国境を超えて打ち上げられたマリファナが詰まった33個の缶を発見しました。

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全部で約38kgの感に詰められたマリファナは、約365万円の価値があると見積もられています。

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また、密輸団はまだ逮捕されていないとのこと。

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4. 空気砲として使用されたと思わる、メジャーリーグのスタジアムでTシャツ等を丸めて遠くの観客まで届くように開発されたTシャツキャノン。今回の飛距離は約150m程度と予測されています。

空気砲、という響きにだまされてしまいますが結構マッシブな兵器です。こちらは空気圧でカボチャを撃ち出す兵器ですが、すさまじいパワーと飛距離になっています。
The Great Pumpkin Cannon – YouTube

国境では色々な密輸の痕跡が残されており、こちらは車で国境を超えようとしてスタックしてしまった車です。正に大胆不敵な方法です。その他、地下トンネル、超軽量の飛行機なども使用されているとのこと。
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このような中世の武器カタパルトっぽい機械も使用されています。
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元麻薬取締局の職員Douglas Hebert氏によると「麻薬密輸業者は、国境での検査を避ける事の出来る大砲を使うなどのローコスト、ローリスクなの手法を常に模索しています。」とのこと。

ソース:Mexican gangs using T-shirt CANNONS to fire soup cans filled with marijuana 500ft over border | GA Daily News

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