2050年までに消滅してしまうと予測されている美しい場所15選

気温の上昇による海水位の変化など、地球の気候変動によって現在の姿が失われてしまうと言われている美しい場所です。珊瑚礁で出来た絶海の孤島や極地の氷河は過去のものとなってしまうのでしょうか。こればかりは専門家のはずれてほしい予測です。

ナウル

太平洋上の国土面積21km2の珊瑚礁からなる国。バチカン市国、モナコ公国の次ぎ世界で3番目に国土面積が小さく、人口もバチカン市国、ツバルに次いで世界で3番目に少ない。

島全体が珊瑚礁に囲まれ、リン鉱石からなる尖った岩石(ピナクル)が点在しています。

20世紀初頭、海鳥の糞が数百万年間堆積してできたリン鉱石の輸出により、税金免除、医療・教育の無料化、さらには国民全員への年金支給など(労働は外国人労働者)世界で最も裕福な国となったが、20世紀末にはリン鉱石が枯渇。1世紀近く働かずにいた人々は労働意欲がなく、現在の失業率は90%程度といわれています。

キリマンジャロ

アフリカ最高峰の山。2020年ごろには山頂部の氷河が無くなってしまうと言われています。

キリバス

太平洋上の赤道付近に33の環礁からなる島国。排他的経済水域は世界第3位の350万km2を持っています。

真水の水域に海水が侵食し、ヤシの木の成長が止まってしまっている島がいつくかあります。

マーシャル諸島

太平洋の1000以上の珊瑚礁や小島からなる国。

2008年に津波により発生した洪水が海抜3mの首都マジュロを襲った時の様子

ヴェネツィア (イタリア)

イタリアのヴェネツィアは昔から良く沈んでいたが、年々情況がひどくなってきています。

コスラエ島 (ミクロネシア連邦)

ミクロネシア連邦のコスラエ島は、海岸侵食が進んできています。

北極・南極

急速に氷が減少してきています。

カーテレット諸島 (パプアニューギニア)

パプアニューギニア北部にある海抜の低い島々からなる諸島。

海面上昇、侵食、高潮、海水による土壌汚染などの影響により住むことが難しくなってきています。

ソロモン諸島

南太平洋の島国。

海面上昇に加えサイクロン、洪水が海岸侵食を引き起こしています。

グレイシャー国立公園 (アメリカ)

一部の科学者は、モンタナ州にある「大陸生態系の頂点」とも称されるグレイシャー国立公園の氷河が、気候変動により2020年までに無くなってしまうと予測しています。

セーシェル

インド洋上にある115の島からなる国。

海岸の侵食を止めるサンゴですが、海水温度の上昇により死滅して生きつつあります。

トケラウ (ニュージーランド)

南太平洋上にあるニュージーランド領の3つの珊瑚礁からなる諸島。

海面上昇、海水温が珊瑚礁と海岸線を壊しつつあります。

キバリーナ (アメリカ・アラスカ)

人口374人のアメリカ・アラスカの村。

キバリーナの村は、気候変動を引き起こす温室効果ガスを大量に発生させ、地域社会の存続を脅かせたとして、エクソン・モービル社を提訴しています。
キバリナの街は、彼らが発する温室効果ガスの大量の気候変動に寄与し、地域社会の存続を脅かすことを示す、エクソンモービル社を提訴した。

モルディブ

インド洋の島国。モルディブの大統領が、モルディブ政府は海面上昇によって移住しないといけない国民のために、インドなどに土地を購入し始めるると発表しています。

ツバル

南太平洋上にある4つの珊瑚礁の島と5つの環礁からなる島国。海抜が最高で5mと非常に低く、人口もバチカン市国の次に少ない。(約1万人)

ツバルは、突発的な洪水や淡水不足に苦しんでいます。

ソース：15 Beautiful Places That Will Disappear By 2050

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