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世界最速のガンファイター、ボブ・マンデン死去


全部で18個の早撃ち競技、一時はその全ての世界記録を持っていたまさに「世界最速のガンファイター」、ボブ・マンデンが心臓発作により70歳でこの世を去りました。最後の一射は私たちの心に風穴を空ける一発でした。


ボブ・マンデンは1942年2月8日に、アメリカミズーリ州・カンサスシティ生まれ。11歳で射撃を初め、高校に入るころには大人たちにまじって早撃ち競技に出場し、それから現在までに得た優勝トロフィーは3500とも言われています。近年はベッキー夫人とともに射撃ショーでその妙技を見せてまわるかたわら、早撃ち用のカスタムを行うガンスミスとしても活躍していました。

マンデンの特徴は豪速と言うにふさわしいスピード、そして群を抜く精度でした。100分の数秒という凄まじいタイムで射撃するにも関わらず、決して的を外さないのです。約2m離れた2つの風船を銃声が1つに聞こえるほどに素早く撃ちぬいたり、カードを縦に裂いたりという離れ業を持っていました。あるテレビ番組で測定されたところでは、その手の加速度は時に10G(戦闘機パイロットの身体的限界なみ)に達したといいます。

マンデンの早撃ち芸いろいろの動画。2つの風船撃ちは1:00あたりから。
Fastest shooter in the world. – YouTube

射撃の名手というのはたくさんいますが「伝説的な」という形容がなされるのはおそらくマンデンだけでしょう。ご冥福をお祈りしたいと思います。

ソース:Tuesday, December…

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