紙に描いた丸や線をそのままボタンやスライダーにして操作できるシステム「SketchSynth」
小さいころは紙にボタンやレバーを描けば、それがそのままスーパスペシャルな機械のコントロールパネルになっていつまでも遊ぶことができました。そんな小さいころの思い出を忘れない研究者が、こんなシステムを開発しました。
動画はこちら。Webカメラで撮影した指とインターフェイスに向かってプロジェクターで投影しています。
SketchSynth on Vimeo
こちらは実際にコンピューターが認識しているところ。カメラに写っている手のシルエットの中心からもっとも飛び出たところを認識ポイントにしています。
SketchSynth (behind-the-scenes) on Vimeo
平面ならどこでもコントロールパネルにできるという利点のほか、いろいろな配置を試すことができるのが役に立ちそう。
開発したのはカーネギー・メロン大学のビリー・キース。プログラムソースや設計図などは下記サイトからダウンロードすることができます。
ソース:Interactive Art and Computational Design, Spring 2012 ≫ Billy Keyes – Final Project – SketchSynth
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