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ニセ札で相手をだましたと思ったらニセのコカインを掴まされていた麻薬売買組織が摘発


ギャング同士の取引きは仁義も誠意もありません。1万6000ドル(約130万円)の麻薬取引の代金をニセ札で支払ったギャングが実はニセモノの麻薬をつかまされ、しかも取引の帰り道に逮捕されてしまったそうです。


路上で逮捕されたのは「Uncle」「TechB」という2人の男性。2人はニューヨークを勢力範囲とする「Bloods」のメンバーで、ブルックリンから麻薬を仕入れて帰る途中でした。

実はグループにはおとりの捜査官が潜入しており、警察はその日彼らの拠点を一斉検挙する予定になっていました。そこで路上で彼らを捕まえたのですが、その時彼らの荷物から発見されたのは石膏ボードとベーキングパウダーを使ったニセのコカインだったのです。

ちなみにこれが石膏ボード。
この新製品リサイクルのこと考えているのかなあ – Reviblog

実際のコカインはこんな感じ。割った感じが確かに似てるかも……。
Crack, Contras and The CIA

2人の供述から代金の1万6000ドルはすべてニセの20ドル札で支払ったことが判明、グループの拠点からはニセ札を印刷していたとみられるプリンターも押収されました。他にも火器の密輸や偽の警察官に化けようとした計画も発覚し、その日の一斉検挙で、総勢23名が逮捕されたそうです。

だましたつもりがだまされており、しかも逮捕されるとは……いったい何を信じたらいいか分からなくなってしまいますね。

ソース:DA busts Riverhead drug, guns and counterfeit bills ring | Riverhead News Review

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