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これぞリアル「スパイ大作戦」空港の超厳重なセキュリティを突破し飛行機に搭乗した男の、ものすごい変装テクニック


「9.11」テロの後、ただでさえ厳しかった空港のセキュリティチェックが文字通り重箱の隅をつつくレベルにまで厳重になりました。しかし、このチェックをものすごい変装で潜り抜けた上、機内でも途中まで周囲にそれと知られなかった男がささいなミスからカナダの空港で身柄を確保されました。いったいどれほどの変装を行えばそんなことが可能なのでしょうか?そしてそこまでのレベルに達していながらなぜバレたのでしょうか?


事件があったのは10月29日、香港発バンクーバー行きのエア・カナダAC018便。当初、白色人種の、手だけがやけに若く見える老人が飛行中にトイレに行って帰ってきたところ、どう見ても20代のアジア系の若者に変身していたのを怪しんだ乗員が通報。バンクーバー空港に着陸し、飛行機から降りてきたところをカナダ当局が身柄を確保しました。

確保時には「荷物は1つしか持っていない」と主張していましたが、乗員が持ち主不明のカバンをあと2つ発見。1つには手袋、もう1つにはシリコン製のマスク、茶色の帽子、めがね、薄いカーディガンなどの「変装キット」が入っていました。

これがその変装。もうどちらが素顔なのか……。

顔だけでなく首や胸元まで覆うマスク。首筋で年齢が分かるといいますが確かにこれならバレにくい。

身柄を確保した管理官は「マスクを付けた姿はどう見ても白人の老人にしか見えなかった。動きもまったく老人そのものだった」とコメントしています。当局は、搭乗券が実在する1955年のアメリカ合衆国市民の男性のものと確認しており、男は何らかの方法で搭乗券の入れ替えを行ったとしています。

男は変装して搭乗したことを認めており、難民として認定を申請しているそうですが、それにしてもどうやってこのような高度な変装テクニックを身につけたのか、そしてなぜそこまでのレベルに達しながら最後のツメが甘いのか。謎は深まるばかりです。

ソース:Exclusive: Man in disguise boards international flight – CNN.com

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