名刺が登場する前に存在した「トレードカード」の洗練されたデザインいろいろ
西欧諸国で「名刺」が普及する以前、経営者達は社交の集まりでトレードカード(Trade card)と呼ばれるものを配って、自分のビジネスの宣伝をしていたそう。小さくても「広告」としてとてもカラフルで洗練されたものとなっています。
トレードカードが登場したのは17世紀はじめのロンドン。お店や商売の宣伝はもちろんのこと、当時はまだ番地が振られていない地域があったためお店への地図も印刷されていたといいます。
以下のように凝った意匠のものが多くなってきたためこれ自体をコレクションするのも流行ったとか。その後、スポーツ選手や俳優のブロマイドを載せた「トレーディングカード」が登場しますが、実はこの「トレードカード」の影響を非常に大きく受けていると言われています。
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ちなみに名刺は英語では「ビジネスカード」と呼ばれています。どうやって手に入れるのかは不明ですが、有名人のビジネスカードは愛好家によってコレクションされることもあるようです。
伝説的なビジネスパースンが実際に使っていた超有名な名刺11枚
ソース:Vintage Trade Card Designs | Abduzeedo Design Inspiration
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