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アフリカ・ナミブ砂漠の死の雰囲気が漂う恐ろしく危険な海岸「骸骨海岸(スケルトン・コースト)」


世界でも最も危険で恐ろしい姿を持つ海岸の一つに、アフリカ南部のナミビア・ナミブ砂漠にある骸骨海岸(スケルトン・コースト)があります。砂漠に適応した進化を遂げた不思議な動物なども数多く生息しているのですが、無数に残る座礁した船の残骸、動物や人などの骸骨などが現在でも数多く放置されており、死の雰囲気が漂う海岸となっています。

ナミブ砂漠は8000万年前に生まれたとされ地球上で最も古い砂漠と考えられています。そのため気候が非常に厳しくこの世のものとは思えない死の沼地「デッドフレイ(Deadvlei)」を始め死の香りのする不思議な景色が数多く存在しています。

1. 骸骨海岸には常に陸から海へ風が吹いており、雨が降ることは殆どありません。

2. ナミブ砂漠の砂丘は1年に15メートルほど移動するため、砂の下に埋まっていた骨を露わにすることもあります。写真はオリックスの角。
参照:街ごと砂漠にのみこまれつつあるアフリカ・ナミブ砂漠のゴーストタウン「コールマンスコップ(Kolmanskop)」

3. 殆ど人が住むことが不可能なこの地域には唯一ヒンバ族の少数の人たちのみが暮らしています

4. 骸骨海岸の名前の由来の一つともなった巨大なクジラの骨

5. ここ骸骨海岸でしか見ることの出来ないウェルカム・サイン

6. 極端な気候と塩水で殆どの難破船は消えて無くなってしまいますが、一部の比較的新しい船は原型を残しています。

7. 厳しい砂漠に適応した陸上性のナマクア・カメレオン。水分を有効に使うため鼻腺から塩を排出することができ、穴を掘って体温調節をすることができます。

8. 海岸には数世紀に渡って漂着した数千もの難破船が散らばっています

9. 生物が住むには適していない地域なのですが、骸骨海岸にはオリックス、スプリングボクス、キリン、バブーン、ライオン、ゾウなどの環境に適応した大型動物が数多く生息しています。

10. 砂漠の至る所に悲しい運命の痕跡が残されています。この地域で消息を絶った船や飛行機の乗組員の中には生きて戻ったという記録もありますが……。

11. 数日に1度、海からの濃霧が陸地に侵入し植物や動物の貴重な水資源となっています。時には海岸から100km付近まで霧に覆われることもあります。

12. 骸骨海岸は飛行機や4WDの車等では探検することが出来るのですが、旅行会社はこの地域への船旅行については拒否しています。

13. 1943年に大人12人と子ども1人の頭部の骸骨が骸骨海岸で発見されています。しかし、現在でも誰のものなのか、またなぜここに埋められたのかは分かっていません。

14. この海岸で最も有名な難破船は、1942年にリバプールからケープタウン経由でエジプトへ向かう途中座礁したイギリス船籍の貨物船「MV ダニーデン・スター」。106人が救出されましたが、3人の乗組員が乗客の救出中になくなっています。

15. 巨大なクジラの骨が見つかることも多々あります。

16. 崩れゆく座礁船がつくり出す骸骨海岸特有の景色

17. 骸骨海岸は1971年にナミビアの国立公園に指定されています。この「スケルトン・コースト・パーク」は、南北の2つの地域に分割されており南部は4WDの車で入ることが可能となっていますが、北部については飛行機でしか行くことが出来ません。

18. 骸骨海岸で見つかった骨のほとんどは動物のもので、人間の骨のは非常に少数だけしか見つかっていません。その理由は一説には、船が座礁した船乗りたちは陸でゆっくりと時間をかけて死んでいくことよりも、海で死ぬことを望んだためとも言われています。

19. 骸骨海岸(スケルトン・コースト:Skeleton Coast)の名称は、1944年に発行されたダニーデン・スター号座礁について描いた小説「SKELETON COAST」(John H Marsh 著)から広まり、後に正式名称となっています。

20. 船の座礁の原因は、主に予測不能な濃霧、岩、風、浅い海岸などのこの地域特有の危険な気候が原因となっています。

21. ミナミアフリカオットセイ(Cape Fur Seal)の骨が最もよく見つかっています

22. 海岸は地面から顔を出す岩の地域と砂丘地域で構成されています。南部には主に砂利の平原、北部には巨大な砂丘が広がっています。

23. 海岸内部の草原地域に昔から住む人々は「神の怒りによって生まれた土地」と呼び、かつてこの地域で遭難したポルトガル人は「地獄への門」と呼んだそうです。

24. 骸骨海岸で沈没した船から陸にあがった多くの人は、砂漠の中で食料や水を探し求め数百kmもの距離をさまよい歩き疲れ果てた末に息絶えてしまっています。

25. 骸骨海岸では人間だけではなく動物たちも自らの生存を賭けて戦っています。ブラウン・ハイエナがオットセイのコロニーから逃げ遅れたオットセイの赤ちゃんを捕食しています。

骸骨海岸の場所はここ。もし船で通りかかることがあったら気を付けてくださいね。

ソース:25 Creepy Skeleton Coast Photos, A Place You Might Never Want To Visit

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