ネット・PC

「一番ミスったのはVista」マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー「最大の後悔」を語る


経営者が去る時のインタビューはなかなか面白いものが多いのですが12か月以内にマイクロソフト社CEOを辞任すると発表したスティーブ・バルマー氏も例外ではありません。あの伝説のOS、Windows Vistaはバルマー氏の一番の後悔であることがZDnetのインタビューで明らかに明らかになりました。


先日、1年以内にマイクロソフト社のCEOを辞すると発表したスティーブ・ヴァルマーはカリスマ、というよりも「名物」という称号がピッタリくるような感じの人でした。ビル・ゲイツ時代はビジネス面で活躍し、現在のマイクロソフト社の隆盛を作り上げた人物です。先日「マイクロソフト社は戦略を転換しつつあり、これに対して長く指揮をとれる人物が必要だ」と、1年以内に退任することを発表しました。

こちらはWindows1.0のコマーシャルなのですが、いろんな意味で本人を表しているといえます。
▶ Ballmer sells windows1.0 – YouTube

インタビューでは「完璧なタイミングで次の経営者に引き継ぐことができなかった」と若干未練を見せつつ、自身の功績として「個人がコンピューターを活用する時代を作った」とコメント。そして一番の失敗として……

ああもちろん、たくさんの間違いをやったし、それはその時の焦点が違う方に向いていた部分があるが、あえて最も後悔したことを挙げるとすれば、それはLonghornからVistaへの移行だろう。あれが一番だ

と語っています。原因としては

価値があるのかどうか分からないものを作るのに、大きなチームをまとめなければいけないときによくある副作用だ。

と方向性の混乱を上げています。

マイクロソフト社はデスクトップPCにおけるシェアは絶大なものがありますが、スマートフォンなどモバイルデバイス市場や、ゲーミングなど個人向け市場では決定的に出遅れています。

Office製品などのビジネス分野で優位性があるうちに次の戦略に移れるかどうか。「バルマー以降」のマイクロソフトは大きく変化することは間違いありません。

ソース:Microsoft’s Ballmer on his biggest regret, the next CEO and more | ZDNet

トップ画像:Steve Ballmer | Flickr – Photo Sharing!

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