世界のびっくりニュース

背任、独占、殺人などで最も嫌われている10の企業


最近は毎日のように大企業による不祥事がニュースで流れていますが、中でもこれらの10社は歴史上稀に見るような大きな事件を起こしており、そのせいで非常に嫌われています。悪い意味でスケールが大きすぎなやり放題っぷりに空いた口がふさがりません。


1. ブラックウォーター
現在はXeサービシズLLCと改名しているブラックウォーター社は、アメリカの民間軍事会社。イラクで正規軍の後方支援や要人の警護を行っていましたが、イラクで民間人17名を射殺したり物資を横流ししていることが判明しており国内での評判は非常に悪くなっています。

2. ネスレ
ネスレは1866年起業の食品・飲料会社。発展途上国における人工乳の販売戦略の結果、1977年にネスレ・ボイコットとして強い非難を浴びました。

3. ゴールドマン・サックス
ゴールドマン・サックスは世界最大の投資銀行として有名ですが、値下がりの予想できたサブプライム・ローン関連の金融商品を売りつけていたとして2010年にオバマ政権によって証券詐欺罪で提訴されています

4. マイクロソフト
世界中でその製品が使われているマイクロソフトですが、何度も独占禁止法で訴えられたり製品のバグ・脆弱性が発見されるなど問題のたくさんある企業でもあります。

5. BP
メキシコ湾原油流出事故はアメリカ市場最悪の環境汚染事故の1つです。

6. 国際電話電信会社(ITT)
戦後、異業種の積極的な買収によってコングロマリットに成長したITTは「アメリカで最も経営に成功した企業」として2008年にフォーブス誌に紹介されていますが、1970年代にチリの軍事クーデターに資金を提供していたことが明らかになっています。

5. ユナイテッド・フルーツ
1900年代はじめにバナナの貿易を独占し、その経済力やアメリカ政府とのつながりによってラテンアメリカ各国の政治に介入し、発展を阻害しました。

8. エクソン
1989年のエクソンバルディーズ号原油流出事故でアラスカの環境に大きな影響を与えました。

9. ユニオンカーバイド
1984年、インドのボパールにおける有毒物質流出事件によって、最終的に2万人近くを死亡させました。

10. スタンダード・オイル
ジョン・ロックフェラーによって1870年に設立されたスタンダード・オイル社は、精製から小売にいたる石油業界のほぼ全部門を支配、一時は市場の90%を支配するという勢いでした。そのため、1911年に最高裁判所が解体命令を下し、同社は37の会社に分裂、エクソンモービルやシェブロンといった石油会社のもととなりました。

会社が大きくなればなるほど、不祥事によって与える損害も大きくなるもの。これらの悪例が将来に生かされるように願うばかりです。

ソース:10 of History’s Most Hated Companies

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