世界のびっくりニュース

これができればあなたもスパイ?英国諜報部「MI5」がネットで適正テストを公開


企業の採用活動では「先輩による職場紹介」や「応募資格」などを詳しく紹介したWebページが作られますが秘密のベールの向こうにある英国諜報部「MI5」も例外ではないようです。公式ページにて募集要項や職場紹介のほか、様々な職種について「適正テスト」を公開しています。


英国諜報部「MI5」は主にイギリスの国内治安維持を担当する情報機関。国内に潜入した他国のスパイや過激派、テロリストグループの摘発などを主な任務としています。新聞・雑誌で公募を行ったり、女性・ゲイ・黒人・ムスリムなどの人種的・文化的マイノリティを積極的に雇用したりなどこの手の機関としては異例とも言える活発な採用活動でも有名です。

公開されているのは「機動捜査員(Mobile Surveillance)」志望者向けの「観察・記憶テスト」と「地図読解テスト」の2つ。

「観察・記憶テスト」では街頭で撮影された動画を見た後、何が出てきたか、何が起こったかを記憶できているかどうかがテストされます。正直いってかなりの難問です。

MI5 | Mobile Surveillance

「地図読解テスト」では提供された地図を使って、指定された地点への方向や目印となるものを答えます。このあたりは……地図が読めればなんとかなるかも。

MI5 | Map Reading Questions

また通信機や監視カメラなどの運用を行う「電気技師」向けの一般常識(?)テストも公開中。電子回路や電波に関する基礎的な質問が並んでいるところを見るに、盗聴器の設置も仕事のうちなのかもしれません。

Electronic Technician questions

「機動捜査員としてのスキルをすべてカバーするものではありませんが、日常的な業務のいくつかに関する適正について知ることが出来ます」ということで、これに合格すれば即あなたもスパイ、というわけではないようですが、就職活動・転職の際に「スパイの適正あります」とアピールできるかもしれません。

ちなみにお給料は機動捜査員が年間約400万円(研修中は約350万円)、電気技師が約364万円~455万円とのこと。いずれもイギリス国内の出張が必須となっています。

ソース:Graduate Careers

関連記事

英軍特殊部隊員で満載のバンをうっかり狙ってしまった車上荒らしがひどい目にあう - DNA

自爆テロ犯、トリガーの携帯電話がスパムメールで誤動作して爆死 – DNA

バッキンガム宮殿で「女王陛下の皿洗い」募集中、年収約190万円・出張あり – DNA

これぞリアル「スパイ大作戦」空港の超厳重なセキュリティを突破し飛行機に搭乗した男の、ものすごい変装テクニック – DNA

ニセ札で相手をだましたと思ったらニセのコカインを掴まされていた麻薬売買組織が摘発 – DNA

ノートパソコンの内蔵カメラで泥棒の顔を撮影・自動で持ち主に送信する罠ソフトが大活躍 – DNA

メキシコの麻薬カルテルと公的機関の相関図が巨大すぎて大変なことになっている – DNA

空港のX線スキャン検査官に「この検査は違法ですよ」と教えてあげられるTシャツ – DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧