平たく折りたためてカバンに入れられるヘルメット「RABA」
自転車に安全に乗るためにはヘルメットは必須の道具ですが、持ち運びにくい、収納しにくいのが難点。そこで「折りたたみ式ヘルメット」というものがあるわけですが、こちらの「RABA」は三角のパネルをたくさん組み合わせた、未来感あふれるデザインとなっています。
「RABA」は韓国のNatural Mobility社が開発中の折りたたみ型ヘルメット。
最近、電動自転車や電動キックボードといったパーソナルモビリティへの関心が高まっていますが、問題は安全性。普通の自転車よりパワーがあるにも関わらず、乗っている人は割と無防備です。
ヘルメットがあれば重傷率を下げることはできるものの、パーソナルモビリティ自体の手軽さにたいして、普通のヘルメットは運搬や収納が手軽ではなく、敬遠する人が多くなります。
そこで生まれたのがRABA。ごく普通のヘルメットですが……
脱いで結合用のワイヤーを緩めるとずばっと開きます。
あとは折るだけで簡単収納。
保護パネルをターポリンでつないであり、パネルの境目で折れる仕組み。
あまりハードな使用には不足があるでしょうが、自転車の街乗りくらいならなんとかなりそう。現在、各国で安全証明を申請中のようです。
折りたたみ式のガジェットはあくまでも補助的なものでしたが、素材の進歩によってかなり耐久性の高いものが出てきました。こんな風に折りたたみ式の防弾シールドなども作られています。
折り紙の技術で広げると44マグナムを止められるシールド「防弾オリガミ」の動画 – DNA
ソース:RABA, The most innovative foldable helmet
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