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ブラジルの市長と市議会議員が政策論争に決着をつけるべく総合格闘技の試合を開催


ブラジルのとある市長と市議会議員が市政をめぐって衝突、政治の問題は話し合いで決着をつけるという現代社会の常識をくつがえす「総合格闘技の試合で決着をつける」という、実にエキサイティングな事態が発生しました。

政治家どうしが己のこぶしで政策論争に決着をつけるという、ユニークな機会の舞台となったのはブラジル北部マナウスの150km南、アマゾンの熱帯雨林の中にあるボルバ。

市営の遊泳施設の運営不備など、市の失策を告発し続けてきたエリナウ・ダ・シルバ議員に対し、シマオ・ペイソト市長がSNS上で「かかってこい」と挑発したところから、総合格闘技スタイルでの政策談義が実現しました。

3ラウンド制の試合の序盤、シルバ議員は積極的にしかけていきますが、最後は判定で市長が勝利しました。当日は体育館が満員になるほどに市民がつめかけており、あるいみ政治への注目が高まったと言えるのではないでしょうか。動画はこちらから。
Prefeito apanha, mas é declarado vencedor de luta de MMA em Borba-AM – YouTube

権力者がスポーツの試合で公平に戦えるのかどうかというのは疑問の余地があるところですが、それはさておき、世界には結構「コブシで問題に決着をつける」制度というのが残っている様子。同じく南米ペルーにもこんなお祭りが残っています。
年に一度、互いに本気で殴りあうペルーの決闘祭り「Takanakuy」の画像と動画 – DNA

ソース:Prefeito leva briga política para luta de MMA e apanha de ex-vereador

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