サンタクロースが銃の携帯許可証を申請しにきました……という写真がTwitterで炎上
12月は世界的イベント、クリスマスの季節。その主人公、サンタクロースは愛と平和のシンボルであるわけなのですが、そんな彼が銃の携帯許可を申請しにやってきた……という写真をTwitterに掲載した保安官事務所の投稿が炎上しています。
「炎上」したのはこちらのツイート
Guess who came in to receive his Concealed Handgun Permit today? 🎅
Did you know the El Paso County Sheriff's Office has issued 49,750 Concealed Handgun Permits with another 2,560 awaiting to be issued?
For more info please visit our website: https://t.co/AbGrPigOUZ pic.twitter.com/ELmffXcfjA
— EPCSheriff (@EPCSheriff) December 3, 2021
コロラド州エルパソ郡保安官事務所が銃の携帯許可申請手続きを案内するページのURLとともに、サンタクロースが申請にやってきたシチュエーションの写真を掲載すると抗議が殺到。
アメリカでは乱射事件が毎月発生しており、学校では火災などとともにこうした乱射事件の「避難訓練」が行われていたり、子ども向けの防弾プレート入りバックパックが売り切れるなど、非常に厳しい現実があります。
コロラド州では過去にコロンバイン高校銃乱射事件やオーロラ銃乱射事件といった大規模な乱射事件が発生しているだけに、銃による暴力にはより敏感である、という背景もあり、子どもたちが心待ちにしているサンタクロースと銃を関連付けるコンテンツを結びつけるのはいかがなものか……とする声が多くあがりました。
保安官事務所は「業務についての紹介を行うものであって不適切さを狙ったものではない。サンタは12月のお知らせとして登場させたもので、スタッフの勤勉さを伝えるのに有用であると考えている」とコメントしています。
EPSO intended to highlight our staff in the Concealed Handgun Permit Office, not to be insensitive. Santa correlates to the month of December and we thought he would help to recognize our hard working staff.
— EPCSheriff (@EPCSheriff) December 3, 2021
クリスマスはキリスト教圏ではまさにビッグイベントで、シーズンにはありとあらゆるところにサンタが登場します。銃と関連付けられることも多く、過去にはこんなイベントも開催されています。
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ソース:Photo of ‘Santa’ getting concealed handgun permit prompts outrage on Twitter | WGN-TV
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