第二次世界大戦の東部戦線のドイツ軍・ソ連軍の部隊の動きを1年ごとに全部解説してくれる動画
人類史上、最も凄惨な戦いが繰り広げられた第二次世界大戦の東部戦線では、非常に広大な範囲で無数の部隊が動き回りました。その動きを1年毎に俯瞰し、眺めることができるのがこちらのアニメーション動画。戦いが進むうちにドイツ軍の機動力がソ連軍の物量に飲み込まれていく様子がよくわかります。
1941年、モスクワに向けて突撃をするドイツ軍部隊。戦線を食い破り、取り残された敵を包囲殲滅する、いわゆる「電撃戦」の典型が見て取れます。
Eastern Front of WWII animated: 1941 – YouTube
とはいえ年を追うごとにその攻勢には陰りが見えはじめ、1942年末にはスターリングラード攻防戦でドイツ軍が破れます。
Eastern Front of WWII animated: 1942 – YouTube
43年、44年にはドイツ軍は敗走し、国境線まで退くこととなりました。
Eastern Front of WWII animated: 1943/44 – YouTube
45年、ベルリンへの最後の攻勢が開始。戦争は終結を迎えます。
Eastern Front of WWII animated: 1944/1945 – YouTube
俯瞰で見ると部隊がまるごと消えてしまうというのはあまり実感がわかないのですが、この消えたコマ1つ1つに壮大なドラマがあります。宮崎駿の漫画作品「泥まみれの虎」にはエストニアで戦った戦車部隊の実話や、アメリカ軍に投降すべく西を目指す戦車整備兵のフィクションが掲載されています。
宮崎駿の描く「戦争」漫画、「宮崎駿の妄想ノート『泥まみれの虎』」 – DNA
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