スマホを包み込んでフツーの電話にダウングレードさせることができるインターフェイス封筒「Envelope」
ネットがあるのが当たり前になった社会では、逆にどのようにしてネットから離れたままでいるかが大事になります。「Envelope」はスマホを包み込み、インターフェイスを極限まで削減するガジェット。これがあればもう「うっかりTwitterタイム」もなくせます。
「Envelope」はデザインスタジオ「Special Project」が制作し、Experiments with Googleとコラボしてできたスマートフォンにかぶせる紙製のカバー。
アプリと組み合わせて使うことで、最低限の電話機能は残しつつ画面を見えなくしてゲームやSNSから離れられるようにしてくれます。
どーしても我慢できなくなったら封を切って取り出しましょう。
専用アプリを終了する際、「あなたは今日○時間ガマンできました」と表示されるのでやる気がでてきます。
カバーをとりかえればさらにアグレッシブな対策も。カメラ機能だけにしてしまうこともできます。
撮影した画像はスマホを取り出すまで確認できないので、昔のフィルムカメラの感覚になる。大事に撮影すれば、いい写真になるかも……?
動画はこちらから。
Envelope – temporarily transform your phone into a simpler, calmer device – YouTube
具体的なUIの使い方を紹介してくれます。
Envelope UI on Vimeo
中国だとネット中毒矯正キャンプに放り込まれたり、他にもこういう風に電気をビリビリ流して強制的にどうにかするデバイスを使ったりなどの方法がありますが、Envelopeはこれらに比べるととてもエレガントなデバイス。情報ばかりの世の中ですから、こういうアイディアはこれからどんどん流行るのかもしれません。
無駄なネットサーフィンをすると電流が流れるガジェット「Pavlov Poke」 – DNA
ソース:Envelope by Special Projects, a design and invention consultancy | Experiments with Google
Special Projects | Special Projects | Envelope
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