45台のロボットがベンツ・Gクラスのラダーフレームをほぼ全自動で組み上げている動画
トヨタの新型スープラも製造するオーストリアの自動車製造会社「マグナ」のレーブリング工場内部を撮影したのがこちらの動画。ベンツ・Gクラスの強靭なラダーフレームはこんな感じで作られています。
動画はこちらから。
45 KUKA robots welding ladder frames for automotive sector – YouTube
この映像はドイツの産業ロボット会社クーカ(KUKA)の公式YouTubeで公開されているもの。
現在はモノコック構造が主流の中、トラックや一部の本格派SUVでは頑丈な梯子(はしご、ラダー)状のフレーム構造「ラダーフレーム」が採用されています。
2017年よりベンツ・Gクラスのラダーフレームは、マグナ社工場のラインに並ぶ45台のクーカ製ロボットによってほぼ全自動で組み立てらています。
1. こちらの金属をロボットがハシゴ型に溶接してきます
2. 複数台のロボットで一気に溶接
3. 別々に作られたフロントとリア部分をドッキング
4. そして最終的な溶接でラダーフレームがほぼ完成
5. ロボットによる品質検査
6. すべての行程を終え無事完成です
機械のクリーニングやメンテナンス、さらには設計・開発などもロボットが行うともう自動車工場に人間はいらなくなってしまいそうです。
ちなみに最高級SUVと知られてるGクラスですが、同じくラダーフレームを採用した日本が誇るジムニーと綱引きをするとこうなる模様です。
スズキ・ジムニー何台だったらAMG・Gクラスに綱引きで勝てるのか
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