科学と技術

リアルな世界が終わる瞬間……1950年代の核実験場内の様子をカラー復元した映像


この映像は1955年5月5日に米・ネバダ実験場で行われた核実験「ティーポット作戦」の1つ「アップル2 (Apple-2)」を記録した映像を「DeOldify」を使ってカラー化したもの。まさにこの世の終わりを思わせる恐怖の瞬間です。

「アップル2 (Apple-2)」は、29キロトンの核実験で実験場の屋外だけではなく建屋内部までトータル48台のカメラが設置され撮影されており、さまざまな視点からの映像が残されています。

動画はこちらから。
Teapot Apple 2 Cue houses atomic bomb effects Colorized by DeOldify – YouTube

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またオリジナルのモノクロ映像はこちらです。
Teapot Apple 2 Cue houses atomic bomb effects – YouTube

1945年から1962年にアメリカが行った200回を超える核実験を記録した映像、当時は機密映像だったもの約500本は現在公開されており誰でも見ることができます。
アメリカが1945年から1962年に行った大気圏内核実験を記録した約500本の機密映像

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