置き引き犯に復讐するハイテク「ラメパウダー爆弾」をNASA出身のエンジニアが開発
人の荷物を勝手に持っていく憎き置き引き犯に復讐すべく、NASA出身のエンジニアがハイテクの力で恐るべきガジェットを作り出してしまいました。アメリカ屈指の技術者集団の底力が垣間見える動画です。
アメリカでは配達の荷物が戸口に放置されるのはごくごく一般的なこと。当然これを狙う泥棒も現れます。マーク・ローバー氏もそんな泥棒に荷物を持っていかれたことのある一人。そしてローバー氏はこのパンク野郎どもにテクノロジーの力で復讐することを固く誓ったのです。
マーク・ローバー氏はNASAで火星探査ローバーの開発に携わっていたエンジニアの1人。
そんな彼の技術、つまりNASAの力の一片を使って生み出されたのが、カメラ兼GPSロガーの携帯電話4台とイヤガラセガジェットの固まりという悪魔のマシーンです。
メインは箱のトップに設けられたこちらの回転台。
箱が開けられると回転を始め、中に入っている超微粒子のラメパウダーを周囲にバラ撒きます。
そして超臭いオナラスプレーを5回噴射。
これらすべては4台のスマホで撮影・記録されます。万が一回収されなくても、データはクラウドにアップされ続け、強盗の間抜け面が残り続けるという仕組み。GPSで追跡も可能です。
なお差出人は同じくイタズラで強盗を追っ払う映画「ホーム・アローン」の主人公、ケビン・マカリスター。住所は映画の撮影が行われた実在の家のもの。宛先は映画でやっつけられた2人組になっています。
動画はこちらから。後半の正義の鉄槌オンパレードは阿鼻叫喚の連続で大変笑えます。
Package Thief vs. Glitter Bomb Trap – YouTube
さすがNASA出身、復讐もムダに力の入ったテクノロジーが駆使されていますね……やはりこういう研修で鍛えられている人たちは一味違うようです。
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